本田圭佑 世論の後押しで代表復帰へ着々

2018年02月05日 16時30分

 サッカーのメキシコ1部パチューカに所属するFW本田圭佑(31)が“悪魔の左足”で不要論を吹き飛ばした。3日(日本時間4日)に行われたモレリア戦の後半15分、ゴールまで約25メートルのほぼ正面の位置でFKのチャンスに左足を振り抜きゴールネットを揺らした。

 試合は2―3で敗れたが、2試合連続のゴールで1月から開幕した後期では3得点3アシストと絶好調。しかも代名詞とも言えるブレ球の無回転FK弾を決めたインパクトは大きい。日本代表では落選が続くが、現代表ではFKキッカーが人材難だけに、本田が復調したとなれば大きなアピールポイントだ。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(65)も「(2010年W杯)南アフリカの大会では、圭佑とMF遠藤(保仁=38、G大阪)が決めたFKからの2得点でグループを突破している」と、本田の無回転FKの威力は脳裏に焼きついており、代表復帰を後押しする好材料になりそうだ。

 本田のアピールはピッチ上にとどまらない。昨年末に開いたサッカー教室では「『絶対に選ばないといけないな』という活躍を自分がしないといけない」と強い決意を表明したり、W杯が開催されるロシアをさして「皆さん覚えているか分からないけど、4年間あそこに住んでいたんでね」と語るなど、様々な側面から代表復帰への思いをアピール。日本代表OBが「本田はうまく発信をしている」と指摘するように、世論を形成すべく積極的に動いている。

 実際に、昨年9月に代表落ちした前後はファンからも厳しい意見が多かったが、最近では「若手より期待できる」「間違いなくW杯に必要」などと代表復帰を支持する世論の声が強まってきた。3月の欧州遠征での復帰に向けて、本田が着々と足場を固めている。