冬の移籍決断 サッカー選手の悩ましい事情

2018年01月16日 11時00分

サッカー情報局】サッカー担当記者:この冬に海外進出した代表クラスの選手は14日時点でJ1G大阪のMF井手口陽介(21)だけですね。イングランド2部のリーズに移籍し、レンタルでスペイン2部クルトゥラル・レオネサでプレーします。スペイン1部ヘタフェ入りが浮上していたC大阪のFW杉本健勇(25)は残留しました。

 デスク:6月開幕のロシアW杯に臨む日本代表メンバー入りがかかる大事な時期を前にして、対照的な決断になったな。

 記者:井手口は代表について「選ばれるように頑張っていく」とコメントしていましたが、当然ながらリスクは覚悟していています。杉本は左足首を手術した影響に加え、W杯を見据えて、この時期の移籍を回避した面もあるそうです。

 デスク:4年に一度のW杯に出られるのは23人しかいない。チャンスは少ないからな。

 記者:ある公認選手代理人は「特に冬の移籍になると、欧州はシーズン中で定位置を確保するのは難しい。試合に出られなければ代表もない。ただ(海外進出の)チャンスを逃せば、もう一度オファーが届くのかはわからない。どこに重きを置くのか。そこは日本だけに限らず、世界でも同じ」と話してました。

 デスク:悩ましいところだよな。J1川崎への復帰を決断した元日本代表FW大久保嘉人(35)は、可能性は少ないながらもロシアW杯を意識したことが、移籍した理由の一つだったな。

 記者:大久保も含めた選手たちの決断がどういう結果になるのか。ハリルジャパンは5月中旬にW杯登録メンバーを発表する予定ですが、最後まで目が離せませんね。