ロシアW杯大陸間プレーオフの末に出場権を獲得したオーストラリア代表は、11月に辞任したアンジェ・ポステコグルー前監督(52)の後任に超大物監督の招聘を検討しており、地元メディア「ニュース・リミテッド」は元オランダ代表監督のルイス・ファンハール氏(66)をリストアップしたと報じている。

 ロシアW杯アジア最終予選でハリルジャパンとシ烈な出場権争いを演じた同国はファンハール氏をはじめ、名将カルロ・アンチェロッティ氏(58)、2002年日韓W杯で韓国をベスト4に導いたフース・ヒディンク氏(71)、元アルゼンチン代表監督のマルセロ・ビエルサ氏(62)、ブラジル代表を指揮したルイスフェリペ・スコラリ氏(69)、前米国代表監督のユルゲン・クリンスマン氏(53)らビッグネームを候補としている。

 いずれも名将とあって4~5億円という高額年俸がネックとなりそうだが、来年6月のロシアW杯までという“短期契約”なら招聘実現の可能性も十分。

 苦境にあえぐ中でもハリルホジッチ監督のW杯まで続行を決めている日本とはまさに対照的だ。