本田 ロシアW杯俺を呼べば3試合全てホームになる!!

2017年12月25日 16時30分

本田はサッカー教室で子供たちとプレーした

 日本代表から落選中のFW本田圭佑(31=パチューカ)がロシア行きを猛アピールだ。24日、千葉県内で個人スポンサーとして契約する全日空とともに、9月に起きたメキシコ地震の復興支援チャリティーサッカー教室を開催した。イベント後には、来年6月のロシアW杯に向けてハリルジャパン復帰を語気を強めて主張。そこにはピッチ内外で必要不可欠な戦力になれるという本田なりの“根拠”があった。

 この日早朝に帰国したばかりの本田は、全国から集まった小学生90人と約2時間にわたって触れ合った。子供たちの元気あふれる姿にパワーをもらったのか、強い決意を口にした。

 来年6月のロシアW杯に向けて「その次を目指すとしたら36歳。今のところ、そこを目指すことは全く考えられない」と改めてW杯後に代表から引退する考えを語った上で、こう宣言した。「自分を絶対に選ばないといけないという活躍をしたい。できすぎた年と言えるような年にする」

 本田がここまで強気になるのは、もちろん手応えがあるからだ。10月の国内シリーズ、11月の欧州遠征で日本代表から落選したが、パチューカではレギュラーに定着し、3位となったクラブW杯でも2試合連続フル出場。世界各国のメディアから称賛される活躍を見せ「ノルマはほぼ達成できたかな」と胸を張った。

 さらに、プレー以外の面でも自信を深める根拠がある。「ロシアでのW杯だし、4年間あそこに住んでいた。そんな日本人はなかなかいないというところも必ずアドバンテージになる」。現地で生活したからこそ分かる地元情報を生かすことに加えて大きいのは“ホームタウンディシジョン”だ。

 W杯を始めスポーツの国際大会では、ホーム側に有利な判定になるケースは少なくない。これは地元の大声援が審判のジャッジに心理的な影響を及ぼすためと言われる。日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)も技術委員長時代に「わずか数%かもしれないけど、観客の声援は勝敗にも影響するものだから」と語っており、試合における大声援の重要性はサッカー界の常識だ。

 本田が2010年1月から4シーズン在籍したロシア1部のCSKAモスクワは同国内で屈指の人気を誇る。在籍中は12―13年シーズンのリーグ優勝など数々のタイトルを獲得した黄金期で、エース格だった本田の人気は高かった。W杯1次リーグでも地元ファンから本田への大声援が期待できるばかりか、ハリルジャパンの後押しにもなり、ベスト8進出を狙う上で大きなアドバンテージになるわけだ。

 本田は「ベンチでも連れて行けとか、そんな弱気なことを言っているわけではない」とビッグマウスを連発したが、確かにロシアに連れて行く価値はあるかもしれない。