【E―1選手権】本田 ハリル監督に苦言

2017年12月18日 16時30分

歴史的大敗にハリルホジッチ監督もショックを隠せなかった

 歴史的大敗のショックが広がっている。ハリルジャパンは東アジアE―1選手権の韓国戦(16日)で1―4と惨敗を喫した。ホームでの屈辱に日本サッカー協会トップは激怒し、現在は日本代表から外れている“元エース”のFW本田圭佑(31=パチューカ)も苦言を呈した。今大会で予定していた新戦力の発掘はもくろみが外れ、今後の強化方針も大幅な軌道修正を迫られそうだ。

 海外組が不在の中、国内組で臨んだ大会でタイトルを逃した上、ライバルに完敗。地元アルジャジーラ(UAE)とのクラブW杯3位決定戦(16日=日本時間17日、UAE)で負傷のためベンチ外だった本田は言葉を選びながら、こう語った。

「4失点したというのは今の日本サッカー界を象徴しているのかな、という感じかなと正直に思いますが…。逆に僕は皆さん(報道陣)がどう思っているのかを聞きたいですけどね。僕がどう思っているかは散々話しているからいいでしょう。皆さんが真剣に何か、何か書いてほしいと僕は思うんですけどね」

 日本の“元エース”は明言こそしなかったものの、日本メディアに対して、低迷が続くハリルジャパンへの厳しい問題提起を求めたと言える。さらに自身が9月以降、日本代表から遠のいている現状を踏まえ、かねて“対立”するバヒド・ハリルホジッチ監督(65)の姿勢にも言及する。

「例えばヤットさん(MF遠藤保仁=37、G大阪)のような(代表を)引っ張ってきた選手がいなくなって、かつ海外組もいない。でもそれは韓国も一緒でしょ。何の言い訳もできる状況ではないと思うんです。かと言って謙虚に相手が強かったと言うのは…。あんまりしゃべらさんでください。むちゃくちゃなこと言っちゃいそうなので」

“相手が強かった”はハリルホジッチ監督が試合後の会見で発言。この取材中、報道陣の質問にも含まれていない情報だったことからも、本田が取材エリアに出てくる前に指揮官のコメントを詳細にチェックしていたのは明らか。その上で指揮官の姿勢や方針に不満をくすぶらせていることを示唆したわけだ。

 そんな本田は自らをW杯メンバー入りについて「当落線上」と表現し、ささやかれる欧州移籍について「まったく移籍する意思はない」と完全否定した。代表復帰に向けては「選べよと。僕が(代表に)大きなものを与えられるという自信はある」と語気を強めていたが、果たしてメキシコからロシア行きをつかめるのか。