精度の高い展開力で代表返り咲き狙う横浜M・扇原

2017年11月15日 11時00分

【ハリルジャパン ロシアW杯の秘密兵器は誰だ=横浜M・MF扇原貴宏(26)】ハリルジャパンではMF井手口陽介(21=G大阪)の台頭で守備的MFのポジション争いが激しさを増す中、さらに競争を激化させるとして注目されているのが、イケメンのMF扇原貴宏(26=横浜M)だ。

 2012年ロンドン五輪男子サッカー代表の主力としてベスト4入りに貢献。C大阪時代の13年東アジアカップで初のA代表入りを果たしたが、それ以降はチャンスをつかみ切れずに伸び悩んだ。もどかしい時期を過ごしたものの、今季加入した横浜Mで課題だったフィジカル面の不安も解消。チームでのパフォーマンスも上がっており、再びA代表を狙える状態だ。

 チームメートで元日本代表主将のDF中沢佑二(39)も、今後の飛躍を期待する一人。「技術的なものは代表レベル。ボランチ(守備的MF)としてパスの展開力とかロングパスの精度とか左足のいいところは評価されるべきポイントだと思う。強さと言うところでは線も細くて弱そうに見えるが、球際もしっかり寄せることができる。足も長いのでボールを刈り取れる範囲も広い」と大絶賛した。

 現在のハリルジャパンで重用されている守備的MFは、井手口や山口蛍(27=C大阪)といったボールを奪う能力にたけたタイプ。だからこそ輝ける余地があるという。ベテランDFは「(守備的MFに)井手口だけ(のようなタイプ)を揃えてもしょうがない。例えば井手口は、そんなに長短のパスを散らしてできないし、大きな展開力も持っていない。自分の良さを出していけばチャンスはある」と、代表復帰と来夏のW杯メンバー入りを後押しした。

 扇原自身も代表復帰に向け「そこは目標として持ち続けている。そのためにチームでもっと活躍しないといけない」。来る日に備えて精進の日々を送っている。