“伝説”の再現弾で代表落選のうっぷん晴らしだ。メキシコ1部パチューカのFW本田圭佑(31)が8日(日本時間9日)に行われたメキシコ杯準々決勝のティフアナ戦で先発し、約50メートルのドリブル突破で4人を抜いてシュートを決めた。試合は4―0で快勝した。

 スポーツ専門テレビ局ESPNメキシコは公式ツイッターで「メッシ、ペレ、マラドーナか? いや、ホンダが素晴らしいゴールを決めた!」と絶賛。メキシコでは1986年に同地で開催されたW杯の準々決勝で、アルゼンチン代表エースFWマラドーナがイングランドを相手に50メートル以上の距離を5人抜きしたゴールが伝説として語り継がれている。今回の本田のゴールをドリブルが代名詞のスーパースターたちと並べて称賛した格好だ。

 ハリルジャパンでは続けて落選中の本田だが、スーパーゴールが復活のキッカケとなるか。