鵬翔初Vは巨人のおかげだった!?

2013年01月21日 16時00分

 第91回全国高校サッカー選手権決勝(19日、東京・国立競技場)は鵬翔(宮崎)が京都橘(京都)を2―2からPK戦(5―3)の末に下した。初優勝の原動力はプロ野球・巨人にあった。

 

 チーム自慢の鉄壁守備陣をリードし、優勝の立役者となったDF柏田崇走(3年)はこう明かした。「いつもうちのチームは宮崎神宮に参拝し、その年をスタートさせる。それが(昨季3年ぶりに優勝した)巨人と同じなので、勢いをもらったというか勇気づけられたのです」

 

 巨人は毎年、宮崎でキャンプを実施。キャンプイン前日の31日には首脳陣と主力選手が宮崎神宮で必勝祈願を行うのが慣例となっている。同じ場所で参拝する鵬翔イレブンは、巨人が優勝したことで「オレたちにも流れが来る」と盛り上がっていたという。

 

 イレブンの予想通り、鵬翔も全国制覇を実現。そこで、大の巨人ファンというエースFW沢中拓也(3年)は「普段は新チームだけで(宮崎神宮へ)行くけど、今回は、またみんなで行きたい。巨人と一緒に参拝とか…したいです」と今月末に巨人との“合同参拝”を熱望した。

 

 巨人関係者も「宮崎に勇気を与えた素晴らしいチーム。キャンプに招待する機会があるかも」。巨人はこれまでもJリーグ東京Vや鹿島など、宮崎でキャンプするチームと積極的に交流しており、今回は鵬翔イレブンとコラボすることもありそうだ。

 

 今大会では資金難で行った街頭募金も話題となった。6試合で4度のPK戦を制した“奇跡のイレブン”は、巨人とともに宮崎から連覇を目指す。