なでしこヌードで資金作り構想

2013年01月24日 11時45分

なでしこたちの裏舞台(4)

 なでしこジャパンは2011年のドイツ女子W杯制覇、12年ロンドン五輪では銀メダルを獲得。ところが、10年前までは資金難が続き、苦境に立たされていた。そんな時代に、なでしこイレブンのヌードで資金作りをする構想が持ち上がったという。

 

 00年シドニー五輪を前に、ホスト国のオーストラリア女子代表は活動資金が不足。苦肉の策として、イレブンのヌードをカレンダーにして販売した。これが評判を呼び4万部も売り上げ、約6000万円の強化費を捻出した。日本サッカー協会関係者によると、日本でも水面下で同様の計画があったという。

 

「部長会の議題にも挙がったようだ。オーストラリア女子のようにヌードになれば、国内でも女子サッカーの知名度アップと強化費につながるというアイデアだった」

 

 当時のなでしこジャパンは国内リーグが低迷。シドニー五輪の出場権も逃してどん底にいただけに、苦境を抜け出すための起死回生のプランだった。

 

 ただ「反対意見が多く、見送られた。日本では選手が受け入れないだろうし、果たして購入してくれる人がいるのか…。それに日の丸を背負う日本代表というチーム事情もあって『ヌードは難しい』となった。水着でもダメという意見もあった」と前出幹部。なでしこイレブンのヌードは幻に終わった。

 

 一方で各国女子代表のなかにはオーストラリアの例にならい、選手のヌードカレンダーなどを製作して強化費に充てる国も出てきた。ドイツ女子W杯前にはドイツ代表がヌードになり、大会をPRした。なでしこたちも10年前に脱いでいれば、もっと早く強豪国になれたかもしれない?(終わり)

 

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