サッカーのロシアW杯欧州予選が9日(日本時間10日)、各地で最終節が行われ、I組はアイスランドがホームでコソボに2―0で勝利し勝ち点22とし、初の本大会出場を決めた。クロアチアが敵地でウクライナを2―0で下し勝ち点20で2位に入った。

 D組はセルビアがホームでジョージアを1―0で下し勝ち点21とし、2大会ぶりの本大会出場を決めた。アイルランドが敵地でウェールズに1―0で勝利し勝ち点19で2位を確保した。

 G組はすでに本大会出場を決めているスペインが敵地でイスラエルを1―0、2位のイタリアが敵地でアルバニアを1―0で下した。

 8日(日本時間9日)にも行われ、E組はポーランドがホームでモンテネグロを4―2で下して勝ち点25の1位となり、3大会ぶり8度目の本大会出場を決めた。同組2位のデンマークがプレーオフに進んだ。

 C組ですでに出場権を獲得していた前回ブラジル大会王者のドイツはアゼルバイジャンに5―1で大勝し、10戦全勝で予選を締めくくった。ヨアヒム・レーウ監督(57)は予選全体の出来を前向きに評価しながらも、本大会に向けて慢心は全くない様子。「もう一度、世界王者になるのは至難の業。やるべきことはたくさんある」と気を緩めることはなかった。

 欧州予選はA~I組の各組1位が本大会に出場。同2位のうち成績上位の8チームが11月にホーム&アウェー方式で行われるプレーオフで残り4枠を争う。