【キリンチャレンジC】日本勝利も…香川なぜPK蹴らない?解説者が疑問視

2017年10月06日 21時42分

香川は精彩を欠くパフォーマンスだった

 サッカー日本代表は6日、キリンチャレンジカップでニュージーランド代表(愛知・豊田スタジアム)と対戦し、2—1で勝利した。しかし試合内容については、低調で消化不良。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が大きな期待を寄せた10番のMF香川真司(28=ドルトムント)も精彩を欠くパフォーマンスだった。

 ロシアW杯メンバー入りをかけたサバイバルの初戦。日本は序盤から敵陣に迫った。中でも香川は果敢に仕掛け、前半8分にはゴール前のこぼれ球に反応しシュート。惜しくもポストに阻まれたものの、積極的な姿勢を見せた。22分にもゴール前でパスを受けたが、シュートは大きく枠を外してしまうなど前半は無得点だった。

 チームも再三のチャンスを生かせずに、迎えた後半5分に敵のハンドでPKをゲット。これをFW大迫勇也(27=ケルン)が冷静に決めて先制したが、香川がキッカーを務めるそぶりすら見せなかったことに、試合を中継した日本テレビ系の解説者は「香川は(PKを)蹴らないんですね」とその姿勢を疑問視していた。

 その後、香川はニュージーランドに同点弾を許した直後の15分にMF小林祐希(25=へーレンフェイン)と交代したが、10番を背負う選手としては、かなり物足りないパフォーマンス。香川は戦前、サバイバル競争について「危機感はある」と話していたが、この日は指揮官へのアピールは失敗と言えそうだ。

 試合は激しい雨が降る中、1—1で進み、ハリルホジッチ監督は次々に選手を交代し、最後に投入されたMF倉田秋(28=G大阪)が土壇場の43分に決勝弾を決め、何とか勝利したものの、ロシアW杯に向けたサバイバルという面では、大きなインパクトを残した選手はいなかった。

 収穫の少なかった日本代表は、キリンチャレンジカップ2戦目(10日、日産スタジアム)で、ハイチ代表と対戦する。