【キリンチャレンジC】香川 最終試験に「危機感ある」

2017年10月05日 16時30分

ニュージーランド戦に向けて調整する(左)から香川、浅野、久保

 日本代表は4日、豊田市内で合宿を行い、非公開で戦術練習を実施した。

 ニュージーランド戦に向けて紅白戦を行って戦術を確認。複数の関係者によると、主力組は4―2―3―1の布陣でトップ下にはMF香川真司(28=ドルトムント)が入った。また、左太もも裏の張りのため、この日も宿舎で別メニュー調整となったFW原口元気(26=ヘルタ)に代わり、攻撃陣の左サイドにはFW武藤嘉紀(25=マインツ)が起用された。

 最終予選の後半で主に採用していた4―3―3からトップ下を配置する以前の布陣に戻したことは、香川を生かすためのシフトとも言える。W杯出場を決めた8月の最終予選オーストラリア戦では出番なし。代表で窮地に追い込まれている香川にとっては、慣れ親しんだポジションで復権を果たす最大のチャンスだ。

 しかし裏を返せば、格下のニュージーランド相手にゴールやアシストなど明確な結果を出せなければ…。ハリルホジッチ監督は「真司は(クラブで)試合に出ているが、完全にポジションを勝ち取っていない。彼と話をしたいと思う」と厳しい姿勢で臨んでおり、一気に代表失格の烙印を押す可能性もある。

「危機感はある。僕は僕なりの良さを出していきたい」と悲壮感漂う背番号10にとって“香川シフト”は最終試験となりそうだ。