【U-17W杯】イレブンの結束高める久保イズム

2017年09月28日 16時30分

 U―17W杯(10月6日開幕、インド)に出場する日本代表が27日、静岡県内で合宿を開始した。スペイン1部バルセロナの下部組織出身のFW久保建英(16=FC東京U―18)は、チームメートと実戦形式の練習などで調整。飛び級で選出された5月のU―20W杯は無得点で悔しい思いをしたが、「間違いなくいいところまでいけるし、細かいところを突き詰めて優勝したい」と改めて頂点への思いを語った。

 すでに飛び級で選出された5月のU―20W杯(韓国)の経験もイレブンに伝達済み。「自分の意見だけど(U―20)W杯は思ったより緊張しなかった」と当時を振り返り、イレブンにも語ったという。

 こんな“建英イズム”の浸透は目標達成へ大きな後押しになりそうだ。世界の大舞台を前に緊張気味のU―17イレブンの緊張をほぐし、チームのモチベーションはさらに上昇。FW中村敬斗(17=三菱養和ユース)は「W杯がどんなものか雰囲気とかを話してくれて、最高の雰囲気だったということだったのでワクワクしている」と目を輝かせた。

 久保が伝えたのはそれだけではない。中村は「引き分け以上でもいいような試合は、勝ちにいくより頭は冷静にならないといけないという話をしていた」。U―20W杯1次リーグ最終戦はイタリアと引き分けでも突破の可能性が高かったことを引き合いに出し、状況に応じた戦いの重要性も説いた。

 明るさ満点のチームで結束力も抜群。そこに久保の“英知”も加わった。U―17代表は、大きな武器を得て決戦に臨む。