【東アジアE-1選手権】ハリル監督 国内から“超新星”発掘だ

2017年09月26日 16時30分

ハリルホジッチ監督は高倉監督(左)とともに優勝への意欲を示した

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)は東アジアE―1選手権でチームの起爆剤となりうる“超ワンダーボーイ”の発掘に動く。

 25日の会見で指揮官は同大会について「W杯本大会に残る選手を見極める大会になる。国内組を試す良い機会。“僕を見てくれ”という状況で臨まないといけない」と位置づけた。ここまで強烈なゲキを飛ばすのも、この舞台がW杯へと羽ばたく格好のステップになると踏んでいるからだ。

 2014年ブラジルW杯の前年に行われた東アジア杯では、13人が国際Aマッチデビュー。そのうちFW大迫勇也(27=ケルン)ら6人が本大会メンバーに入った。今回もロシアW杯に向けて重要な新戦力発掘の場となる。大会期間は国際Aマッチデーではないため国内組に限定した招集となり、これまで選考リストに入っていなかった選手も含め幅広く抜てきする方針だ。

「欧州では10代から最高峰の舞台で活躍する選手が多い。日本でも若い選手がもっとやれるはずだ」というのが指揮官の持論。W杯では1998年フランス大会のイングランド代表で当時18歳のFWマイケル・オーウェンが大活躍し「ワンダーボーイ」の異名で旋風を巻き起こした。ハリルホジッチ監督もその重要性を認識しており、ブラジル大会でアルジェリア代表を率いた際には当時19歳だったMFナビル・ベンタレブ(シャルケ)を大抜てきし、1次リーグでは全3試合にスタメンで起用した。

 今の国内組で有力候補となるのは、7月にスペイン1部の強豪セビリアとの親善試合で大活躍したMF安部裕葵(18=鹿島)だ。世界屈指のスターたちをドリブルで翻弄して国内外のサッカー関係者を驚かせ最優秀選手に選ばれた逸材だ。さらに今季のJ1で決定力を見せるFW田川亨介(18=鳥栖)やユース年代から評価の高いFW旗手怜央(19=順大)らも注目される。ハリルジャパンの最終兵器は年内に出現するか。