【ACL】浦和アウェーでも攻める!

2017年09月25日 16時30分

 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)で4強入りしたJ1浦和が、10年ぶりのアジア制覇に向けてセオリー無視のサッカーを展開する。

 決勝進出をかけて対戦するのは上海上港(中国)。27日に敵地で準決勝第1戦に臨む。同組だった1次リーグは1勝1敗と互角だったが、元ブラジル代表FWフッキ(31)や同MFオスカル(26)ら強力攻撃陣に苦しめられた。ファイナリストになるためには激しい攻撃を耐え、負けるにしてもアウェー戦では最少失点に抑える必要がある。

 通常の流れなら、手堅く守備重視。だが、今回はあえて逆を行く考えだ。日本代表DF槙野智章(30)は「アウェーで守備的な戦いをしていたが、一回もうまくいっていない。チームのタレント性を見ても引いて守るようなチームじゃない」。済州(韓国)との決勝トーナメント1回戦は0―2、川崎と戦った準々決勝も1―3と、第1戦はともに敵地で完敗したことで考えを改めた。

 崖っ縁に立たされてから開き直って攻めるのではなく、初戦から攻撃サッカーを貫く。浦和らしくない中途半端なサッカーで同じ過ちを繰り返すわけにはいかない。好都合なことに、上海上港は守備的に来ることは考えにくいチームだけに、引かれてカウンターという戦術を警戒しなくてもいい。

 そのサッカーを展開するには守備の安定が大前提だが、23日の鳥栖戦でも不用意な失点を繰り返し、2―2で引き分けた。それでも槙野は「攻められる方が逆に自分たちにチャンスがある。とにかく(ホームの準決勝)第2戦に向けてアウェーゴールを取りたい」と強気。攻撃は最大の防御という言葉通り、持ち味を最大限発揮して決勝進出を狙う。