ハリルが批判に反撃 本田も呼応

2017年09月08日 16時30分

W杯出場を祝福する花束を前に、笑みを見せるハリルホジッチ監督

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が7日、都内のJFAハウスで日本サッカー協会の職員にロシアW杯出場決定の報告とあいさつ回りを行った。

 8月31日のオーストラリア戦後に「プライベートなことで大きな問題がある」と打ち明け、チーム内外に波紋を広げた。故郷ボスニア・ヘルツェゴビナでは義姉が重病と報じられており「重篤であるということは言っておく」と初めて自らの口で言及した。続けて「いったん日本を離れる。土曜日の午前にたつ」と9日から一時帰国することを明かし「たぶん10日間前後になる」。自宅のあるフランスを経由し祖国で療養する親族の元へ向かう予定だ。

 10月のキリンチャレンジカップ・ニュージーランド戦(6日、豊田)とハイチ戦(10日、日産)の指揮は「もちろん」と明言。協会内外で進退を巡る議論がくすぶるが「かなり批判を受けていたが、ピッチ上で答えを出していきたい」と改めて続投に意欲を見せた。

 サウジアラビア戦後の解散時にはイレブンに「現時点の状態ではW杯は戦えない。フィジカル、メンタル、戦術面でもっと強くならないと。そのためにクラブで結果を出すように」と猛ゲキを飛ばしたが、指揮官の熱意に早速反応したのが崖っ縁のFW本田圭佑(31=パチューカ)だ。

 この日、自身のツイッターを更新し「『もう代表に必要ない』とか他にも厳しい声をありがとうございます」「良い感じで舞台は整ってると思ってます」と高まる“不要論”を皮肉たっぷりにけん制しつつ逆襲を誓った。日本のカギを握る2人の今後から目が離せない。