岡崎レスターわずか14秒遅れでMF獲得失敗していた

2017年09月07日 16時30分

アドリアン・シウバ(ロイター)

 たかが14秒、されど14秒…。イングランド・プレミアリーグで日本代表FW岡崎慎司(31)が所属するレスターに今夏の移籍市場でまさかの事態が起こっていた。

 レスターは移籍市場最終日となった先月31日、2季前のリーグ優勝の立役者となったMFダニー・ドリンクウォーター(27)を3500万ポンド(約50億円)でチェルシーに売却。その代役としてスポルティング(ポルトガル)からMFアドリアン・シウバ(28)を獲得し、移籍金2200万ポンド(約31億円)でクラブ間合意に達していた。

 ところが、国際移籍となるシウバには当該国のサッカー協会が発行する国際移籍証明書が必要となり、手続きに手間取った。何とか体裁を整えて国際サッカー連盟(FIFA)に移籍承認を求めたものの、FIFAは締め切りから14秒遅れたとして、この要求を拒否した。

 国内間の移籍だったドリンクウォーターについては問題がなく、移籍は確定。だが、シウバについては現時点でプレミアリーグへの選手登録ができず“出し損”となったレスターは戦力ダウンを余儀なくされた。

 このままではシウバは来年1月の移籍市場が開くまでレスターでプレーできない。レスター側はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えを起こすことも検討している。チームで存在感が増している岡崎にとっても、中盤のカギを握る選手の問題だけに、最終的な判断に注目が集まる。