ギリギリW杯出場の韓国代表 監督にアギーレ氏招聘か

2017年09月07日 16時30分

アギーレ氏

 ロシアW杯行きを決めた韓国代表が“禁断の引き抜き”を画策か。

 韓国は5日のアウェー・ウズベキスタン戦でなんとか0―0の引き分けに持ち込み、9大会連続のW杯出場を決めた。

 とはいえ、チーム状態はドン底だ。最終予選では試合内容が安定せず、6月にはウリ・シュティーリケ監督(62)が更迭された。緊急登板した申台龍監督(46)も課題の得点力不足を改善できないまま。その手腕を疑問視する声は根強く、韓国内では解任論が噴出。6日の韓国紙「スポーツソウル」が2002年日韓W杯で同代表を4強に導いたフース・ヒディンク氏(70)招聘の可能性を報じるなど監督交代の機運が確実に高まっている。

 そうした中でまさかの“ダークホース”が浮上してきた。韓国サッカー界に精通する複数の関係者によると、後任候補になんと前日本代表監督のハビエル・アギーレ氏(58=顔写真)もリストアップ。「アジアのことをよく知っていて、W杯でも実績のある監督を探している。なりふり構わず日本代表監督経験者を呼ぶことも考えられる」と関係者の一人は話す。

 アギーレ氏は14年ブラジルW杯後から日本を率いたが、八百長疑惑のため途中解任された。だが指導力は選手や日本協会内でも評価が高く、W杯2大会でメキシコ代表を16強に導くなど実績も十分。八百長疑惑も検察からは事実上の無罪判断が出ている。

 7月にUAE1部アルワハダの監督を退任以降はフリーの身で、本人もアジア地域での現場復帰に意欲的という。宿敵である日本の元指揮官を呼ぶとなれば世論の反発は必至だが、W杯までわずか9か月しかない現状で計算できる人材は限られており、韓国協会が白羽の矢を立てる可能性は十分ある。

“アギーレコリア”が誕生すれば日韓の間に新たな因縁が生まれそうだ。