ロシアW杯最終予選B組のオーストラリアは5日(日本時間6日)、ホームでタイに2―1で勝ったものの、得失点差でサウジアラビアに及ばず3位が確定。10月5、10日に行われるアジアプレーオフでシリアと対戦することが決まった。前節に日本に0―2で敗れたため、W杯出場には勝利が絶対条件。サウジアラビアとの得失点差を逆転するために大勝も求められたが、攻撃陣が精彩を欠いた。75%を超える支配率でシュートも45本と圧倒したが、後半24分にようやく先制。同37分に同点に追いつかれ、その4分後にMFレッキーのゴールで何とか振り切った。国内では代表OBなどから日本がサウジアラビアに勝つことを期待する声が多かったが、それ以前に自分たちが力を発揮できなかった。

 アジアプレーオフに勝ったチームは11月6、14日に行われる大陸間プレーオフに進み、北中米カリブ海地区の4位とホーム&アウェーで戦う。