【W杯アジア最終予選】韓国大苦境…9大会連続出場かけて敵地でウズベク戦

2017年09月05日 16時30分

 韓国は最大の窮地を脱出できるのか。W杯アジア最終予選B組は前節のオーストラリア戦に勝利した日本が一番乗りで本大会出場を決めたが、A組は大混戦のまま最終節を迎えた。すでにイランが予選を1位で突破しているものの、自動出場となる2枠目をめぐる争いは2位韓国、3位シリア、4位ウズベキスタンの3チームに可能性が残っている。

 その中で、9大会連続出場を目指す韓国は苦しい状況に追い込まれている。5日午後8時(日本時間6日午前0時)開始のウズベキスタン戦(タシケント)に勝てば2位を確保できるが、負ければウズベキスタンと順位が入れ替わる。さらに、シリアが同時刻開始のイラン戦で引き分け以上なら4位転落の可能性もある。こうなると北中米カリブ海との大陸間プレーオフの出場権をかけた「アジアプレーオフ」(A組3位対B組3位)にも進めず、W杯出場の道は完全に断たれる。

 韓国には強気になれる材料が乏しい。今回の最終予選でアウェー戦は1分け3敗と未勝利。そのうち3試合が無得点と深刻な決定力不足に陥っている。ホームで行われた先月31日のイラン戦でも、イランに退場者が出て数的有利になりながら、枠内シュートが0本。試合後は主将のDF金英権(27=広州恒大)が「競技場の歓声が大きすぎて、意思の疎通がうまくできなかった」とファンに責任をなすりつける暴言を吐き、後日撤回するというドタバタ劇も繰り広げた。

 韓国の“頼みの綱”は、過去14戦で10勝3分け1敗というウズベキスタンとの対戦成績だけ。だがこれについても、ウズベキスタン主将のMFオディル・アフメドフ(29=上海上港)は国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトでのインタビューで「我々にとってラストチャンス。ホームで勝利をつかむ。我々は強い」と自信を見せる。A組で最後に笑うのは――。