【W杯アジア最終予選】ハリルはサウジ戦へ“消化試合ムード”完全排除

2017年09月05日 16時30分

【サウジアラビア・ジッダ4日(日本時間5日)発】ロシアW杯アジア最終予選B組の最終戦となるサウジアラビア戦を翌日に控えた日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が公式会見を行い、本大会を見据えたテストとの認識を示した一方で、勝利に徹した真剣勝負に挑むことを強調した。

 2006年に地元の名門アルイテハドの指揮を執っていたハリルホジッチ監督にとっては、11年ぶりのサウジアラビアの地。ホスト国のもてなしに感謝の意を示しながらも「消化試合」のムードは完全に排除した。

「気候条件のアドバンテージはサウジアラビアにあるが、我々はどの国に行っても勝利を目指して戦ってきた。野心を持ってここに来た。W杯に向けて成長して大きくなりたければ、これは素晴らしいテストになる」

 サウジアラビアは本大会出場圏内の2位につけているが、日本に負ければ勝ち点で並ぶ3位のオーストラリアに逆転される可能性が高い。それだけに、死力を尽くして日本に挑む。そんな相手と戦う日本からすれば、質の高いテストができる貴重な機会だ。

 選手に対しても引き締めを図った。この日の朝のミーティングでは、3日の欧州予選でフランスが小国のルクセンブルクと引き分けたことを例に挙げ「さらに強い気持ちを持って臨むチームにするぞ。絶対に気を緩めるな」と活を入れた。本大会での躍進に向け、有意義な予選最終戦にするつもりだ。