愚行の代償はとてつもなく大きなものとなりそうだ。元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(31=エバートン)が1日に飲酒運転で逮捕されたことについて、クラブ側は給料の2か月分にあたる32万ポンド(約4500万円)の罰金を科すことを決めた。4日までに地元紙が報じた。

 ルーニーはチェシャー州の自宅付近を運転中に警察の取り調べを受け、飲酒運転が確認されて逮捕。約10時間にわたって飲酒していながらハンドルを握ったことをクラブ側は重大な過失ととらえ、ロナルド・クーマン監督(54)と協議の結果、処分内容を決定したもようだ。

 今回の不祥事はルーニーの家族も直撃した。一緒に飲酒していた相手が女性だったことが発覚し、コリーン夫人が激怒。即座に離婚の意思を示し、ルーニーに7000万ポンド(約100億円)の慰謝料を請求する構えを見せているという。