【6大会連続W杯出場】本田と香川出番なし 2大エースはこのまま消えゆくのか

2017年09月01日 16時30分

ハリルホジッチ監督は本田(中)の目の前で香川(左)にまさかの肩叩き?

 サッカー日本代表が若手の活躍によって6大会連続W杯出場を決めた裏で、FW本田圭佑(31=パチューカ)とMF香川真司(28=ドルトムント)は出番がなく、ベンチのままで終わった。

 急速に進み始めた世代交代の波が“2大エース”をのみ込んだ。本田は試合終了直後、ベンチから飛び出してチームメートと喜びを分かち合ったが、取材エリアで「今日は俺じゃないし…」とひと言だけ。オーストラリア戦前には「もちろん僕は11人の招集でも入るつもり」と先発出場に自信を見せていたのだが…。

 今夏に加入したメキシコ1部パチューカでは、右ふくらはぎ肉離れで出遅れ。今回の招集前にわずか2試合途中出場しただけでは、指揮官の求めるコンディションに程遠かったようだ。1―2で敗れたUAEとのロシアW杯最終予選初戦でゴールを決めたのも、絶対的エースとして君臨した時代も遠い昔となった。

 背番号10も立場を危うくしている。香川は試合後「チームにとってすごく刺激になる勝利」と若手の活躍を歓迎した上で「僕自身も活躍しないといけない」と危機感を募らせた。6月の国際親善試合シリア戦で左肩脱臼を負った影響もあり、所属クラブで出番も限られた状況だったが、指揮官の信頼が急降下しているのは間違いない。

 かつての“大物”が、大一番で蚊帳の外になったまま代表からフェードアウトの危機。意地を見せたいところだが…。