J1川崎と浦和の日本勢対決となったアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦は、23日に等々力陸上競技場で行われる。

 浦和は21日、川崎との決戦に向けてさいたま市内で非公開練習を行った。

 MF青木拓矢(27)は公式戦3連勝中のチームについて「メンタルの面で粘り強くできている」と好調をアピール。相手攻撃陣にはリーグ戦得点ランキング3位のFW小林悠(29)や同5位タイのMF阿部浩之(28)がいるが「まずは失点をしないようにしたい。良いゲームをして(第2戦の)ホームゲームにつなげたい」と意気込んだ。

 DF遠藤航(24)は堀孝史監督(49)就任以降のディフェンス陣の変化について言及。守備の意識が徹底し、ブロックやプレッシャーがさまざまな形で使い分けられているという。7月のリーグ戦では大敗し、ペトロビッチ前監督解任のきっかけとなった因縁の相手だけに「悔しい思いがある。しっかり借りを返す」とリベンジを誓った。