【スルガ銀行杯】シャペコエンセ敗北も“ニッポン流”で再建誓う

2017年08月16日 16時30分

スタンドにはポルトガル語でメッセージが書かれた横断幕が掲げられた

 スルガ銀行チャンピオンシップが15日に埼玉スタジアムで行われ、南米カップ王者のシャペコエンセ(ブラジル)は、昨季のJリーグルヴァンカップを制した浦和に0―1で敗れたが、昨年11月の飛行機墜落事故で60人以上の選手やクラブ関係者が犠牲となったシャペコエンセは“ニッポン流”でチーム再建を目指す。

 悲願の国際タイトルを狙うシャペコエンセはアウェーの地でも懸命のプレーを見せて奮闘。最後はPKで決勝点を許したが、試合後には両チームのサポーターから温かい拍手が送られた。さらに浦和のサポーターからはブラジルの公用語であるポルトガル語で「友よ、クラブW杯で再会しよう」と書かれた横断幕も掲げられ、シャペコエンセの選手がユニホームを投げ入れて“交流”する一幕も見られた。

 ビニシウス・エウトロピオ監督(51)は「日本という国は、再建ということにおいて世界のお手本だ。なぜ日本が災害に何度遭っても再建できるのか分かった。計画を立てて物事を進めることができ、受け入れ方も素晴らしい」と絶賛。今回の来日で経験した“おもてなし”など、ピッチ内外にわたる日本特有のノウハウを今後のクラブ経営に生かしていくつもりだ。

 日本としても多くの感動を与えてもらった一戦。双方が有意義な時間を共有したことは間違いない。