サッカーのスルガ銀行チャンピオンシップ(15日、埼玉)で、ルヴァンカップ王者の浦和が南米カップ王者のシャペコエンセ(ブラジル)に1―0で勝利した。

 昨年11月の飛行機墜落事故で多くの選手やクラブ関係者が犠牲となったシャペコエンセが来日し、世界から注目を集めた一戦。浦和は今季リーグ戦での出場がないGK榎本哲也(34)、加入したばかりの助っ人DFマウリシオ・アントニオ(25)をスタメン起用する新守備陣で臨んだ。

 シャペコエンセの激しいチャージと高い個人技に終始押され気味だったが、その守備陣が踏ん張って失点を許さない。すると、試合終了間際にFWズラタン(33)が倒されてPKを獲得。これを主将のMF阿部勇樹(35)が冷静に決め、浦和が今季初タイトルを獲得した。