J1浦和の堀孝史監督(49)と主将のMF阿部勇樹(35)が14日、さいたま市内で行われた「スルガ銀行チャンピオンシップ」(15日、埼玉)の公式会見に出席した。

 今年で10回目となる今大会は、昨季のルヴァンカップ王者・浦和と昨季の南米カップ戦王者のシャペコエンセ(ブラジル)が対戦する。

 堀監督は、昨年11月に飛行機の墜落事故で多くの犠牲者を出したシャペコエンセについて「ここまでの短期間でクラブを再建して尊敬する」と賛辞を送った。その上で「素晴らしいゲームをすることで、サッカーにはこのような痛ましい出来事を乗り越える力があることを示したい」と抱負を語った。

 阿部も「南米のクラブと試合をしたことはないから楽しみ。サッカーを通じていろんな人にパワーや元気を与える試合にしたい」と意気込んだ。