“浪速のエリカ様”こと上西小百合衆院議員(34)のツイッター炎上事件が、混迷を深めている。

 上西氏は、J1浦和とドルトムントの一戦(15日)に関するツイートをきっかけに「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ」とサポーター批判を展開。すると、浦和サポーターと思われる人物から殺害予告が届き、19日に警視庁麹町署に被害相談。その上で浦和にメールで「対応を協議したい」と要望した。

 20日に浦和が、上西氏との協議を断る趣旨の返信メールを送ったところ“エリカ様”はぶち切れ。ツイッターで「浦和レッズ広報部より連絡がありました。私との面会を辞退するとの事でした。理由は“わざわざお越しいただくのも大変恐縮”との事でした。勿論これが本音ではなく、面倒な仕事を持ち込むなということでしょうが、日本を代表するビッグクラブの対応だとすれば、お粗末と思います」。さらに「レッズ側は上西の炎上商法に付き合う気はないという事でしょう。ただ話をしないというのは怠慢です」とクラブ側の姿勢を徹底批判した。

 ただ、浦和サイドはあくまで静観する構えだ。クラブ関係者は「メールを返信させていただいたので、今後連絡をする予定はありません。警察から(殺害予告の件で)捜査協力の要請があれば、協力していきます」と話した。

 また現時点で上西氏サイドが要望していた埼玉スタジアムでの試合観戦について、日時を指定するような連絡はないという。いずれにしても、両者の対立は泥沼化の様相。果たして自ら「炎上商法」という上西氏サイドに「次の一手」はあるのだろうか。