スペイン1部バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマール(25)が、フランス1部パリ・サンジェルマン移籍で合意したと、母国ブラジルのメディアが報道。サッカー界に大きな波紋が広がっている。

 昨年10月にバルセロナとの契約を2021年まで更新したばかり。移籍金は2億2200万ユーロ(約286億円)に設定されているが、パリSG側は満額の支払いも辞さない構えだ。スペイン紙「マルカ」によると、ネイマールに対して、年俸3000万ユーロ(約39億円)の5年契約+ボーナスと超破格の条件を準備しているという。

 また、欧州の各メディアでは、友人であるブラジル代表DFダニエウ・アウベス(34)のパリSG加入が後押しになったとし、すでにパリSG所属のブラジル代表選手に加入を報告したと報じられた。またネイマールの代理人を務める実父がパリ入りすることが判明。契約の詳細を詰めるためとの臆測も広がる。バルセロナのジョルディ・メストレ副会長は「ネイマールはこの夏に200%移籍しない」と報道を完全否定した一方、サッカー界のスーパースターは今回の報道について沈黙。果たして総額3億7200万ユーロ(約480億円)のビッグディールは実現するだろうか。