上西小百合衆院議員(34)が15日のJ1浦和とドイツ1部ドルトムントの親善試合を巡り、ツイッター上で「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」とサッカー界にかみついて大炎上した件について、Jリーガーがツイッター上で猛反論した。

 サポーターを否定するような発言にGK高木義成(38=J2岐阜)は「酷いってなに? 遊びってなんだ? 久々にアタマにきたわ」と書き込むと、MF石川直宏(36=FC東京)は「自分の想いだけでなく、人生乗っけてくれる皆の想いを胸にピッチで戦える事がこの上なく幸せだと感じる選手がいることもご理解下さい」と“暴走議員”をたしなめた。

 17日、鈴木啓太氏の引退試合後、上西議員にツイートした真意について石川を直撃すると「サッカー選手を代表して言った。みんないろいろな思いを持ってスタジアムに来ていることを知ってほしい。(FC東京の本拠地)味スタだけじゃなく、いろいろなスタジアム、それこそ全国いろいろなところに行ってもらいたい」と語った。

 その上で「ああいう人が実際にスタジアムの雰囲気を体感したら、ガラッと変わるかもしれない」と期待したが、過激な浦和サポーターだけではなく、全国のサッカーファンを敵に回した“エリカ様”は、競技場に姿を現せるのだろうか?