日本代表GK川島 W杯アジア最終予選サウジ戦へビザ取れず「もう戦いは始まっている」

2017年07月04日 16時30分

“アウェーの洗礼”を警戒する川島

 サッカー日本代表GK川島永嗣(34=メス)が3日、成田空港からフランスへ出発した。

 日本はロシアW杯アジア最終予選オーストラリア戦(8月31日、埼玉)に勝てば、W杯出場が決まる。だが相手はアジア王者として臨んだコンフェデレーションズカップの1次リーグで大健闘。敗退したものの、南米王者チリ戦では互角以上の戦いで追い詰めた。川島は「レベルの高い相手と3試合やれたのは向こうにとって良い材料。良い状態で予選に来る」。宿敵がさらに手ごわくなると警戒感をあらわにした。

 さらにオーストラリア戦でW杯出場が決められなかった場合、敵地でのサウジアラビア戦(9月5日、リヤド)が“最終決戦”となる。この試合へ向けては想定外の事態も発生。サウジアラビア入国の際に欠かせないビザが取得できなかったという。川島は「オフ中に取りたかったけど…。(大使館の)システムダウンみたい。その時期は巡礼とかで(サウジアラビアに入国する)人が多いとは聞いたけど…。もう戦いは始まっているような感じはする」と表情を曇らせる。

 サウジアラビアは昨年からビザの申請方法を厳格化し、必ず本人が申請場所に出向かなければならなくなった。各国にある同国大使館でも取得は可能だが「もろもろのことを考えると日本で取ったほうがいい」という日本サッカー協会の方針で、欧州組はオフの帰国中にビザを取る予定となっていた。

 しかし、先方の“不可解な理由”で川島をはじめ複数の欧州選手の手続きが先延ばしに…。それでも協会の担当者は「(ビザを)取ること自体には問題はない」と話しているが、思わぬ“アウェーの洗礼”にハリルジャパンは早くもピリピリモードだ。