サッカー日本代表DF吉田麻也(28=サウサンプトン)が1日、千葉県内で子供たちを対象にサッカー教室を行った。

 得意のヘディング指導や、子供たちに交じってゲームも行うなど約2時間。「みんなうまい。いいものを持っている。練習をすればもっともっとうまくなる」と話す一方で「自分たちはサッカーの結果にこだわるシーズンを送っているので(子供から)サッカーを楽しむことを教えてもらった」と刺激も受けた様子だった。

 この日で束の間のオフもひと区切り。2日から新シーズンに向けたトレーニングを本格的に開始する。8月31日にはロシアW杯アジア最終予選オーストラリア戦(埼玉)が控えており「オーストラリアはサッカースタイルも変わっている。中盤のポゼッションの勝負になってくるけど、最後のパワープレーもある。間違いなく難しい戦いになる」と表情を引き締めた。

 勝てばロシアW杯出場が決まる大一番。「勝ち点3を取ることが大事」。鉄壁の守備で勝利に貢献するつもりだ。