日本代表DF昌子源(24=鹿島)がポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(32=レアル・マドリード)との再戦を狙っている。

 昨年12月のクラブW杯決勝でRマドリードと対戦した昌子は、C・ロナウドと互角に渡り合って世界を驚かせたが、満足はしていない。Rマドリードが2連覇した欧州チャンピオンズリーグ決勝(3日)を見て、エースのパフォーマンスに驚がくしたからだ。「決勝を見たら全然違っていた。俺らがやったレアルではなかった。(クラブW杯決勝は)本気ではなかったと思う。自信を持ってレアルと試合したとは言えない」

 本気のC・ロナウドと対戦するために「もっと真剣勝負ができる舞台でやりたい」と決意を新たにする。すでに鹿島はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で敗退し、Rマドリードが出場するクラブW杯(12月、UAE)への道は絶たれた。現実的な近道は来年のロシアW杯でポルトガル代表と激突すること。W杯出場とレギュラー奪取を狙う若きセンターバックのモチベーションは高い。