スペイン1部リーグのバルセロナは29日(日本時間30日)、来季からの新監督にエルネスト・バルベルデ氏(53)が就任すると発表した。契約期間は2年で1年の延長オプションが付く。

 2002年から指導者としてのキャリアをスタートさせた名将で、10年南アフリカW杯後に日本代表監督候補にもなった。選手時代にバルセロナでプレー経験がある。ジョゼップ・バルトメウ会長は「就任をうれしく思う。なぜ彼を選んだのか。それは能力、知識、経験すべてが申し分ない。バルセロナの哲学も持っている」と話した。

 一方、バルセロナは来季の新ユニホームを発表。胸部分には4年総額約257億円で「グローバルメインパートナー」契約を締結した日本のネット販売大手「Rakuten」のロゴが入った。FWネイマール(25)は「新しいユニホームに袖を通すときには新しいシーズンに向けての誇りや前向きな気持ちを感じることができる」と話した。

 来季はスペイン国内だけでなく、欧州チャンピオンズリーグの舞台でも「Rakuten」の名前が躍ることになる。