【韓国・水原24日発】5大会ぶりにU―20W杯に臨んでいる日本は、1次リーグD組第2戦で、南米王者で優勝候補のウルグアイに0―2で敗れ、決勝トーナメント進出は持ち越しとなった。

 日本はエースFW小川航基(19=磐田)が前半20分に負傷し、注目の15歳、FW久保建英(FC東京U―18)を緊急投入。しかしウルグアイの激しいチャージにボールを失う場面が多く、チャンスをつくれずににいると、前半38分にはエリア内に持ち込まれ、先制を許してしまった。

 それでも後半は日本が主導権を握る。中でも存在感を放ったのは久保だ。13分に強烈なシュートを放ち、チャンスを演出。22分にはFW岩崎悠人(18=京都)にスルーパスを通したが、ゴールにつながらなかった。39分にはFKの好機も、MF堂安律(18=G大阪)のキックはGK正面。終了間際の46分に再び失点し敗れた。

 1勝1敗の勝ち点3となった日本は、決勝トーナメント進出をかけて1次リーグ最終戦(27日)でイタリアと対戦する。