イングランド・プレミアリーグ、レスターの日本代表FW岡崎慎司(31)は6日(日本時間7日)、ホームでワトフォード戦に先発し、3―0の勝利に貢献。来季プレミアリーグ残留を決めた。

 今季は降格危機がささやかれるなど、深刻な不振で苦しんだが、2月に名将クラウディオ・ラニエリ監督(65)を解任すると、リーグ戦7勝1分け2敗と盛り返した。先発出場の機会が増えた岡崎も「何だったんだろうって感じですけど。怒とうの2~3か月だった」と苦笑いだった。

 ただ、岡崎は昨年12月3日を最後に無得点とあって、地元紙「レスター・マーキュリー」は「攻撃のクオリティーを示せなかった」と酷評。採点でもチーム最低点の6と低評価だった。侍ストライカーは「何かもう一つ上積みされたら解放されるんじゃないか。今はそれを探っている」と前を見据えた。