Jリーグが24日、インターネット通販大手の楽天とEC(電子商取引)プラットフォームパートナー契約を締結したことを発表した。リーグが運営するインターネットのグッズ販売サイトを楽天が培ってきたノウハウを利用して整備し、売り上げの拡大を図る。7月中旬をメドにリニューアルされる予定だ。

 会見に出席した村井満チェアマン(57)は「顧客基盤が優秀」と期待を寄せ、楽天の三木谷浩史会長(52)は「Jリーグが盛り上がっていくとワクワクしている。精一杯ご協力させていただきたい」と力強く語っていたが、その言葉通り“J改革”に意欲的だ。

 楽天が経営に参画するJ1神戸は元ドイツ代表10番のエースFWルーカス・ポドルスキ(31=ガラタサライ)を獲得。Jリーグ活性化の一翼を担っているが、この日も「欧州や南米のスター選手がどんどん来るような、世界から注目されるリーグになるよう側面から応援したい」とさらなるサポートにヤル気満々だ。

 ファン拡大を目指すJリーグにとっては、様々な面で強力な援軍となりそうだ。