米国の独立リーグ(ユナイテッドプレミアリーグ)、ラスベガスFCに入団したMF田島翔(33)が28日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪問した。元日本代表監督のジーコ氏(64)がアドバイザーを務めるクラブでの新シーズンに向け「米国は注目を集めているし、クラブ初の日本人としての姿勢を見せたい」と意気込みを語った。

 昨季マイアミ・ユナイテッドでプレーしていた際、元ブラジル代表FWロナウジーニョ(37)も参加した親善試合でラスベガスと対戦。そこで知り合ったジーコ氏との交流から移籍が決まったという。田島は「ドリブルから仕掛けてチャンスをつくり、得点に絡みたい。(ピッチ外では)ラスベガスと日本の交流を深めたい」と力を込めた。

 これまでJ2熊本をはじめスペインやクロアチア、ニュージーランドなど国内外のクラブを転々とした苦労人。31日に離日し、4月中旬の開幕に向けてクラブ合宿に合流する予定だ。