【W杯アジア最終予選】元日本代表が指摘「香川システム」導入を!

2017年03月29日 16時30分

復活の先制弾を決めた香川(左)は絶叫

<ロシアW杯アジア最終予選・日本4―0タイ>F香川真司(28=ドルトムント)が華麗なテクニックから先制点を挙げて、ゴールラッシュの口火を切った。最終予選初ゴールで10番の底力を証明。昨年6月のブルガリア戦(豊田)で2ゴールを挙げて以来の得点に「落ち着いてゴールへ流し込めた。タイミングを含めていいゴールだった」と自画自賛した。

 

 23日のUAE戦は勝利の陰に隠れていたものの、消えていた時間も多かった。代表OBからは批判の声も上がっていたが、すべてシャットアウト。とはいえ、ハリルジャパンの戦術になかなかマッチせずに苦戦してきたのも事実とあって、現役の元日本代表選手はハリルホジッチ監督に“香川システム”の採用を求めた。

 

「香川がやりやすいような布陣を導入してほしい。やっぱりできる選手は特別扱いしてもいい。場合によってはアルゼンチン代表のメッシみたいにしてもいい。そのぶん周りが働けばいい」

 

 アルゼンチン代表の中でメッシは、チームが守勢に回った時でも守備に奔走せずに体力を温存。攻撃時にミラクルプレーを連発し、チームに勝利をもたらしている。日本も香川に得意なトップ下を任せた上で、攻撃に専念させる。さらには守備の負担を軽減するために10番をサポートできて、相性のよい選手で周囲を固めるという戦略だ。

 

 ハリルホジッチ監督はアタック陣にも守備でハードワークを求めている。だが、前出の選手は「香川に献身的守備を求めるなら、使わないほうがいい。だったらもっといい選手は他にもいる」と言い切った。ロシアW杯に向け、指揮官の背番号10の起用法も新たな注目を集めそうだ。