日本代表FW久保はUAE戦で、右サイドで2試合連続スタメン出場を果たし、A代表初ゴールを決める活躍。その裏には2人のビッグな先輩からの助言があった。

 ポジションを争っているFW本田からは「試合前に少しポジショニングなどについて言われた」(久保)。DF長友佑都(30=インテル)からは「とにかく続けていくことが大事」とアドバイスを受けたという。これまで日本代表を支えてきた先輩からの“直接指導”にさらなる奮起を誓っている。

 久保は「1試合だけじゃ結果を残したとは言えない」とし「もっとプレーの幅を広げないといけないし、まだまだコンディションは上がると思う。(ハリルホジッチ)監督からも『フィジカルが足りない』と言われているので、そういう部分はもっと伸ばしていかないといけない」と課題を口にした。

 1月に加入したベルギー1部のヘントでは移籍後、7試合5ゴールと十分な結果を残しているが、満足しない姿勢がある限り、まだまだ成長は止まらない。日本代表のエースに君臨するときもそう遠くなさそうだ。