【UAE・アルアイン23日(日本時間24日)発】日本代表は、敵地でのロシアW杯アジア最終予選UAE戦に2―0と快勝。1トップで先発出場したFW大迫勇也(26=ケルン)が負傷退場した。

 前半から体を張ったポストプレーで起点となったり、ミドルシュートを放つなど積極的なプレーで攻撃陣をけん引。しかし後半36分、DFモハナド・サレム(32)から左足に激しいチャージを受けて悶絶し、その場に倒れ込んだ。担架でピッチ外に運ばれ、結局そのまま交代となった。

 負傷直後には両手で顔を覆うなど、その痛がりようから状態が心配されたが、試合後の取材エリアにはしっかりした足取りで現れた。大迫は「足は痛いけど、それが仕事なので。状態は全然わからない。しびれがある。でも大丈夫でしょう」と軽症をアピールした。

 今後の回復具合が気になるところだが「すぐに切り替えてやりたい。まだまだ課題がある。速い攻撃も良くしていかないといけない。そこを突き詰めたい」と本人は28日のタイ戦もヤル気満々。果たして4日後の試合に出場できるか。