【UAE・アルアイン21日(日本時間22日)発】ロシアW杯アジア最終予選UAE戦(23日=同24日、アルアイン)に臨む日本代表は非公開で戦術練習を行った。1トップで先発出場が確実な新エース候補のFW大迫勇也(26)は、所属するドイツ1部のケルンでも好パフォーマンスを披露しており自信満々。W杯出場権の行方を左右するアウェーでの決戦に向けて、堂々のゴール宣言まで飛び出した。
――気候(気温22度、湿度69%)はどうか
大迫:暑くても寒くても相手も一緒なので。今日はメンバーが揃ったので(非公開で)戦術練習をやった。新たに入った選手もいるので頭の整理が必要。(昨年11月の)サウジアラビア戦では好プレーだった? ここから後半戦が始まるので、もう1回やり直し(再スタートの意味)です。
――ケルンと代表では求められる役割が違う
大迫:どっちかといえば、クラブの方が考えながらやっているんで。代表ではゴールに向かって、どんどんシュートを狙うことで相手に(自分の)勢いを感じさせるようにプレーする。単純なこと。それが自分のやるべきことです。
――18日のドイツ1部リーグではミドルのスーパーゴールを決めた
大迫:思い切り打つのはいいこと。改めてゴール前では頭をシンプルにして打つことが大事だと思った。(代表では)1トップで出る。ゴールに近い選手が(得点を)取ればチームの助けになる。昔(J1鹿島時代)からやっているポジションなのでやりやすい。
――最終予選のゴールは価値がある
大迫:W杯予選の得点には重みがあるけど、ゴールはゴール。しっかりプレーすれば結果は付いてくる。この試合は最終予選の中でも大きな意味を持っている。あとはやるだけ。いつも通りにがむしゃらに頑張る。
――今代表メンバーには経験者が選ばれた
大迫:若いとか年寄りとか年齢は関係ない。試合を戦ってプレーで示せばいい。自覚うんぬんというよりも、それぞれの選手が結果を出さないといけない。やるべきことをやるだけ。普通にやれば大丈夫。自分たちができることをやれば勝ちにつながる。
――自信がある
大迫:クラブではやりたいようにやらせてもらって、のびのびとプレーしている。代表にはポジション競争もあるし、緊張感もある。しっかり準備したい。
――過酷と言われる中東でのアウェー戦
大迫:ドイツでは何万人もの観客の前で毎週プレーしているんで。どんな試合でもゴールを狙うことが一番だし、味方がフリーでいても、自分自身がゴールを取るという勢いを持って臨むことが大切になる。