【欧州CL】岡崎レスター逆転で初の8強!欧州の舞台でミラクル再び

2017年03月15日 11時31分

岡崎(手前)は3試合連続のスタメン出場(ロイター)

【英国・レスター発】欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦(14日=日本時間15日)、日本代表FW岡崎慎司(30)の所属するレスター(イングランド)は本拠地でセビリア(スペイン)に2―0で勝利し、逆転でクラブ初の準々決勝進出を決めた。公式戦3試合連続スタメンとなった岡崎も積極的なパフォーマンスで貢献。昨季国内リーグでミラクル制覇を果たしたが、欧州の舞台で再び奇跡を見せられるか。

 第1戦を1―2で落としたレスター。この日は岡崎とFWジェイミー・バーディー(30)の2トップで臨み、好ゲームを展開した。前半27分にFKからゴール前に上がっていたDFウェズ・モーガン(33)が体ごと押し込んで先制ゴール。後半9分には岡崎のシュートのこぼれ球から最後はFWマーク・オルブライトン(27)が左足で決め、リードを広げた。19分に岡崎が交代した後の29分、セビリアのMFサムエル・ナスリ(29)が小競り合いとなったバーディーに頭突き。2枚目の警告で退場となるなど、ヒートアップする中、34分にはPKを献上するもGKカスパー・シュマイケル(30)が好セーブで失点を防ぎ、その後もレスターは躍動感のあるプレーで主導権を握り2―0で勝利した。

 レスターは敵地での第1戦を落とした直後、リーグ戦5連敗など不振を理由に昨季イングランド・プレミアリーグ制覇の原動力となったクラウディオ・ラニエリ監督(65)を解任した。クレイグ・シェイクスピアコーチ(53)が暫定監督に就任し、一番最初に岡崎をスタメンに復帰させた。するとチームは見違えるような戦いを披露した。英メディアも「岡崎が入ってチームにバランスがもたらされた」と前線からの積極プレスを絶賛。2017年に入ってから未勝利だったリーグ戦も2連勝した。CL前に暫定が外れたシェイクスピア監督は「特別な試合になる。勝ち上がるためにあらゆる手を尽くしたい。相手が強くてもやるべきことをやる。レスターがチャンピオンズリーグで優勝できないはずはない」と語っていた。

 この日も、スペイン1部リーグで旋風を巻き起こしているセビリアを相手に完勝するなど、これで公式戦3連勝。チームにかつての勢いが戻ってきた。CL準々決勝の相手は17日の抽選会で決まる。昨季は奇跡のリーグ優勝で世界を驚かせたレスター。今季に掲げた「夢の続き」という欧州制覇を実現できるか。