J1のC大阪が3日、宮崎・国際海浜エントランスプラザで2次キャンプをスタートさせた。

 今季から就任した尹晶煥監督(43)の下、約1時間半にわたってミニゲームやシュート練習など精力的に汗を流した。

 チームにはスペイン1部セビリアから日本代表MF清武弘嗣(27)が電撃復帰し、4日から合流予定。注目が高まるが、指揮官は「(他の選手と)同じ目線で考えないといけない。まだポジション争いの時期だ」とあえてレギュラー白紙を強調し、チーム内の競争を活性化させる構えだ。

 一方で、主将のMF山口蛍(26)は期待を隠さない。清武がC大阪に所属していたころから公私ともに親交が深く、ロンドン五輪やブラジルW杯、ハリルジャパンと代表の場でも共闘を続ける“盟友”。「久しぶりだよね。(自身の)ドイツ(移籍)の時は追いかけていった。今回一緒にやれるのはうれしいし、ワクワクしている」と歓迎し、さらなる共闘を固く誓った。

 桜の名コンビ復活で、J1復帰から即タイトル奪取を目指す。