なでしこ 新主将は26歳の熊谷

2017年01月25日 16時30分

なでしこジャパンの新主将に任命された熊谷

 なでしこジャパンの高倉麻子監督(48)が、新主将にDF熊谷紗希(26=リヨン)を指名した。チームは24日、5日間にわたって行われた代表候補合宿を打ち上げ。指揮官は「経験もあるし、年齢的に自覚を持ってやってほしい」と説明した上で「熊谷一人に背負わせるのではなく阪口(夢穂=29、日テレ)や鮫島(彩=29、INAC神戸)、中堅どころもみんな自覚を持って、それぞれがリーダーだと思ってやってほしい」と語った。

 

 あえてそう付け加えたのは理由がある。前主将のMF宮間あや(31)は一人で責任を背負い込むタイプで、チームメートも宮間に頼りきりになっていた。それが昨年3月のリオ五輪アジア最終予選敗退を招いた一因にもなった。だが、今回は26歳の主将。ベテラン勢もサポートの意識が高まり、一緒にチームを引っ張る態勢が出来上がるというわけだ。

 

 熊谷は2011年のドイツ女子W杯では守備の要として優勝に貢献するなど、代表歴も長い。ベテラン選手とも円滑なコミュニケーションが可能なだけに、年齢が近い若手との“懸け橋”にもなれる。さらに、いい意味で楽天的でふさぎ込まないタイプなのも、もう1人の候補で責任感が強いMF宇津木瑠美(28=シアトル)との比較で強調材料となった。

 

 熊谷は「引っ張っていかないといけないと思う。自分なりに自覚は持っている」。新主将は、世界一奪還を目指すなでしこジャパンをどう束ねていくのか。