Jリーグは12日、今季の開幕カードを発表した。2月25日に開幕するJ1で最大の目玉は鹿島―FC東京(カシマ)の一戦。鹿島は昨季年間3位ながらJリーグチャンピオンシップで下克上を果たしてJ1王者に輝き、直後のクラブW杯ではアジア勢初の決勝進出。世界一をかけた一戦では欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)に大善戦して世界中から喝采を浴びた。

 そのJ1王者と激突するのが、オフに大補強を敢行したFC東京。FW大久保嘉人(34)、FW永井謙佑(27)、GK林彰洋(29)と日本代表クラスのビッグネームを次々と獲得し、DF太田宏介(29)もオランダ1部フィテッセから復帰。Jリーグ関係者も「鹿島とFC東京は注目でしょう」と熱戦を期待する。

 また同26日に開幕するJ2では、横浜FCのFW三浦知良(49)が50歳の大台を迎える誕生日に松本山雅とホームで対戦。大きな注目を集めそうだ。