18日に日本テレビ系で生中継された「FIFAクラブワールドカップ決勝 レアル・マドリード×鹿島アントラーズ」(午後7時20分~午後10時9分)の平均視聴率が26・8%を記録したことが19日、分かった。

 欧州王者レアル・マドリード(スペイン)にJ1王者・鹿島(開催国枠)が挑んだファイナルは息詰まる熱戦となった。

 レアルが前半早々に先制するも、鹿島MF柴崎岳(24)の2得点で鹿島が一時リードする展開に。それでも延長戦を含めレアルのエースFWクリスチアーノ・ロナウド(31)がハットトリックを達成。鹿島が驚異的な奮闘を見せるも、スーパースターの活躍でレアルが延長戦の末4―2で勝利し、2年ぶり5度目の世界一に輝いた。

“白い巨人”をひと目見ようと、大会史上最多となる6万8742人の大観衆が集まった。テレビの前でも鹿島のジャイアントキリングを期待して、多くのファンが声援を送り視聴率は20%の大台を超えた。また、瞬間最高視聴率は後半終了間際の午後9時20分に、36・8%を記録した。

(関東地区、ビデオリサーチ調べ)