U-19代表合宿初参加 15歳・久保の英才教育始動

2016年12月01日 16時30分

 日本の至宝の“英才教育”がいよいよ本格的に始まった。アルゼンチン遠征を行うU―19日本代表は30日、千葉県内で合宿を開始。中学生として初めて飛び級招集されたFW久保建英(15=FC東京U―18)も参加した。

 

 史上最年少でJデビューを果たした天才少年が、東京五輪を見据える代表チームで第一歩を踏み出すとあって注目度は抜群。年代別代表チームの合宿では異例となる報道陣44人、テレビカメラ8台が集結した。

 

 熱い視線が注がれる中で行われた1時間強の練習で、久保はミニゲームで得意のドリブルや視野の広いプレーを披露。年上の選手に交じっても強烈な存在感を発揮した。「周りがうまいと自分も生きる」と手ごたえをつかんだ様子だったが、周囲にはそれ以上の衝撃が広がった。

 

 内山篤監督(57)が「(飛び級で)これからやれていくとかやれないとかじゃなくて、やれると思っている。今日の動きを見ても非常にいいものを持っている」と言えば、エースFW小川航基(19=磐田)も「技術の高い選手。Jユースカップ決勝でも良かった」と揃って絶賛。J1で今季4ゴールを挙げ、最年長世代のMF三好康児(19=川崎)は「持ち方がうまかったり、堂々としている。教わる部分はいっぱいある」と“弟子入り”志願するほど。チーム内の期待の高さは早くもエース級だ。

 

 高まる周囲の期待に久保は「自国開催は一生に一度あるかないか。意識をしていないことはない。ここから着実に努力したい」と大舞台への熱い思いを初めて吐露。猛スピードで階段を駆け上がる次代のスーパースターから目が離せない。