【JリーグCS】鹿島が疑惑のPKに不満爆発

2016年11月30日 16時30分

 Jリーグ年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)決勝の第1戦(29日、カシマ)、年間勝ち点1位の浦和は、同3位の鹿島に1―0で勝利。PKの1点を守り切り、10年ぶりのリーグ制覇に王手をかけた。

 

 試合を分けた“疑惑の判定”に鹿島イレブンが不満を爆発させた。後半11分にペナルティーエリア内でDF西大伍(29)が浦和の興梠を倒したと主審は判定。このPKが決勝点となった。

 

 問題の場面では明確に反則と判断できる行為は確認できず、極めて微妙な判定。鹿島イレブンは主審に抗議したが、判定は覆らなかった。西は「僕は今までも、あの守り方で守ってきた。足もかかっていないし、手も使っていない」と正当性を主張。「違う守り方もできたので、僕が選択を間違えたのか…」と、やり場のない怒りに、ぶぜんとした表情を浮かべた。

 

 DF昌子源(23)はPKを含めて浦和寄りと取れる判定が多かった点を指摘。「映像を見たけど(鹿島側に)結構苦しいジャッジが続いた。浦和さんボールが多かったじゃないか。そばで見ていた(MF小笠原)満男(37)さんのタックルとか、かすりもしていないのに(反則を)取られたり」と首をひねり、「(失点)ゼロがかなり大きな意味を持つと分かっていた。非常に残念」と唇をかみ締めた。

 

 視察した日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)も「ビデオを見ないといけない。日本代表もPKには悪い思い出がある」と微妙な言い回し。年間優勝を決める大舞台で後味の悪さが残ったが、鹿島は第2戦で巻き返せるか。