ブラジル墜落旅客機に元Jケンペス、マイアら搭乗

2016年11月29日 19時07分

墜落した旅客機に搭乗していたとされるシャペコエンセの選手(ロイター)

 ブラジル各メディアは29日、コロンビア国内で28日深夜に墜落した旅客機にサッカーのブラジル1部リーグ・シャペコエンセの選手とスタッフが搭乗していたと報じた。乗員乗客を含めて81人の安否は不明だが、ブラジルメディア「グローボ」(電子版)は10人が救出されたと伝えている。

 シャペコエンセは南米カップ決勝第1戦(30日)のナシオナル・メデジン(コロンビア)戦に向けてサンパウロを出発。ボリビアを経由し、決戦地に移動中だった。

 同チームには2009年にJ1神戸を率いたカイオ・ジュニオール監督(51)をはじめ、13年にJ2千葉で得点王になったFWケンペス(34)、05年にJ1柏に在籍したMFクレベール・サンタナ(35)、昨年J1川崎でプレーしたMFアルトゥール・マイア(24)らJリーグでプレーした選手が少なくとも4人が搭乗していた可能性があるという。

 現在、コロンビア空軍などが救助活動を行っているが、悪天候による視界不良で救助は難航しているという。また、墜落原因については電気系統のトラブルを伝える緊急発信があったという。また「燃料不足」との報道も出ており、情報は錯綜している。

 サッカー界では飛行機事故による惨事が過去にもあった。1946年にはイタリアリーグを4連覇中だったトリノがアクシデントに巻き込まれて、乗客を含む31人全員が死亡し「スペルガの悲劇」と呼ばれている。58年にはイングランドのマンチェスター・ユナイテッドの選手が乗った飛行機が離陸に失敗。選手8人が死亡した「ミュンヘンの悲劇」が起きている。